【新刊】オフショア第一号
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【新刊】オフショア第一号

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■枯淡苑のコメント
2011年より運営されているウェブ主体の個人メディア『オフショア』による文芸誌。アジアを「知る」から「理解する」につなげるため、「アジアを読む」をテーマに、8名の寄稿者によるエッセイ、インタビュー、論考、創作小説、詩を掲載。

パーソナルで新しい、海で隔たれた境界線の侵食と越境体験に浸ることができる一冊です。

語学学校に通う外国人留学生たちを想う詩「40の目」、奄美・八重山とバリの伝統音楽による異種格闘技戦を巡りながら永く継承される文化を見出す「BALI ~八重山~奄美 アッチャーアッチャー」、台湾出身の肝っ玉母さんが送る日本の暮らしと来日までのドラマを聞き書きした「工場の李さん」など読み応えのある作品が揃い踏み。

特に本書の象徴的な作品と感じたのは「理由のないスープ」。
長きにわたる多言語・異文化交流を通じて自身の異国に対する価値観の変遷を見つめ直し、そして受容していく過程が描かれています。
表題につながる最後のエピソードは、著者がこれまで直面してきた文化と偶然性をないまぜにし、現代的なアジア観のつながりを浮き彫りにさせる見事な構成に注目です。

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■紹介
これまでウェブでアジアのインディー音楽やインディペンデントなアート情報を発信してきた「Offshore」がリニューアル。寄稿者を迎え、エッセイや論考、創作など、アジアをキーワードに書かれた文芸作品が集まる文芸誌に生まれ変わりました。テーマは「アジアを読む」。

Covid-19 が蔓延し、個々の自由な移動が奪われた今、我々日本語話者はアジアをどのように捉えるのか。また、アジアとは何か――。創刊号では、8名の寄稿者によるアジアにまつわるエッセイ、論考、インタビュー、創作、詩を掲載。定義が複雑で広大なアジア、境界線を引くことのできないアジア、均すことのできないアジアを、そのまま体現する誌面です。

無限に広がり続けるウェブ世界から離れ、じっくり腰据えて読む。「オフショア」は瞬発力がなくてバズらないけれども、五十年後百年後まで読まれることを目指します。

■目次
掲載内容
■エッセイ「西成、福清、小白兎」得能洋平
■詩「40 の目」/「わたしはあなたの名前を呼べない」太田明日香
■連載・第一回 イントロダクション「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係――1990 年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として」ローカルメディア研究者 和田 敬
■エッセイ「BALI ~八重山~奄美 アッチャーアッチャー」宮里千里
■創作「シルクロード・サンドストーム」紅坂 紫
■聞き書き「工場の李さん」檀上 遼
■インタビュー「dj sniff『平行的玉音軌』ができるまで――リサーチと思考、作曲の過程をトレースする」 聞き手・構成:山本佳奈子
■エッセイ「理由のないスープ」鈴木並木

表紙イラスト:刘璐(リウ・ルー)
ロゴ・表紙デザイン:三宅 彩

■その他商品情報
編:山本 佳奈子
著:宮里 千里、太田 明日香、紅坂 紫、鈴木 並木、檀上 遼、得能 洋平、和田 敬
出版:オフショア
判型・頁数:四六判、176ページ
発売日:2022年8月1日